タイガーテンプルは、近隣住民が生後2~3ヶ月頃に密猟者によって母親を殺された、1頭の子供の虎を連れて来たところから始まります。タイとミャンマーの国境地帯は、虎の生息する区域として知られていますが、その後も密猟は後を絶たず、近隣住民や国境警備兵によって、虎や動物たちが運び込まれるようになりました。
バンコクから2時間30分程の所にあるカンチャナブリー県に、トラと僧侶が一緒に生活する寺院・タイガーテンプル(正式名称はWat・Pa・Luangta・Maha・Bua・Yannasampanno)はあります。広大な敷地内には、11頭の虎、鶏やイノシシに豚、鹿や牛、馬といった動物達が、自由に歩きまわっており、ちょっとしたサファリパーク気分でお楽しみ頂けます。