南北朝鮮関係のツアーの中で、第3トンネルに行くのはたくさんあるけど、第2トンネルに行けるのはこれだけです!第2トンネルはソウルの北方106km時点に位置していて、1973年11月20日、青星部隊の兵士が警戒勤務中に地下から爆音を聴取したことがきっかけとなり、1975年3月24日に発見された。今回のツアーでは先ずこの北朝鮮が韓国に侵入するために韓国領土まで掘ったとされる「南侵トンネル」のうち、最も規模が大きいトンネルで全長3.5km、高さ2m、1時間あたり1万6,000人の武装兵力を移動させられる第二トンネルを見学します。その後は元々鉄原(チョロン)駅と北朝鮮にあるカゴク駅間の簡易駅であったが、南北分断により現在は非武装地帯の南方限界線の鉄柵にある最北端の終着駅となった月井里駅(ウォルジョンリ)駅に行きます。そして朝鮮戦争の惨状をを伝える映像を見ることができる鉄原平和展望台を見学します。これからは白馬高地戦跡地と労働党舎へ向かいます。白馬高地戦跡地は、朝鮮戦争の際、「白馬高地」を死守した韓国の将兵たちの慰霊碑や慰霊塔が建っています。1946年共産支配の元、地域住民たちの強制労働員と募金によって建てられた労働党舎は、ロシア式工法の無鉄筋コンクリート建築物で、現在でもあちこちに弾痕などが刻まれています。
▼ 途中の38 線休憩所及び孤石亭(コソクチョン)。孤石亭は新羅の真平王の時代に建てられた2階建て桜閣であり、孤石亭から見下ろすと、幾重にも重なっている絶壁の断層と岩にぶつかる澄んだ青い波が調和を成して、すばらしい風景を見せてくれる。
▼ 鉄原到着後、まず管理事務所で第2トンネル見学の手続きをして頂きます。管理事務所の前に軍用機や戦車などがたくさん展示されています。
▼第2トンネルの入り口に着いた!第二トンネルは地下50~160mの堅固な花崗岩層を贯いて軍事分界線の南側1.1kmまで堀り進んで来ています。それに、 南北分断により廃駅になった月井里(ウォルジョンリ)駅及び朝鮮戦争の惨状を再生する鉄原平和展望台が見学できます!
▼朝鮮戦争の際、「白馬高地」を死守した韓国の将兵たちの慰霊碑や慰霊塔が建っている白馬高地戦跡地と焼け焦げた跡や爆弾の跡が残っていて、韓国戦争の惨憺たる現場を感じられる労働党舎。