季節ごとの景観が美しい事で有名な南漢山城は、高句麗時代に建てられた土城で、2014年6月に韓国で11番目のユネスコ世界文化遺産として指定されました。
南漢山城は当時の韓国の首都であった漢陽を外敵から守る為に作られ、全長11.76km(本城9.05km、外城2.71km)、高さ7.3mに及ぶ要塞です。
約1時間半かけて南漢山城を観覧した後は、王が都を離れ宮殿の代わりとして使われた南漢山城行宮を見学します。ソウルから少し離れ、歴史に触れながらのんびりとした時間を過すことの出来るお勧めツアーです。
▼ 守御将台(スオジャンデ)は指揮と観測の為に作られ、同時に立てられた5つの将台の中で唯一残されている貴重な建造物です。山城の中で最も優雅で偉大な建物と言われています。
▼ 中心建物である外行殿(ウェヘンジョン)は王の仕事場として利用されていました。1624年に建築され、現在の外行殿は2010年に復元したものです。
▼ 内行殿(ネェヘンジョン)は王の寝室であり、真ん中は廊下、両側はオンドル部屋・板間となっています。付属施設はすべて塀の外にある閉鎖的構造が特徴です。
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