江原道高城郡にある統一展望台と38度線より北にある花津浦に訪れるツアーです。南北関係に興味のある方で、「定番の烏頭山・統一展望台には行ってきた」と言う方にお勧めです。 まず、北朝鮮を眺める展望台として最初に建てられた高城統一展望台を見学します。そして民間人出入統制線(民統線)地域に建てられたDMZ(非武装地帯)博物館を観光し、昼食にはカルビス―プを頂き、午後からは花津浦へ向かいます。花津浦には韓国で最大と言われる自然の湖があり、まずその湖を観光し、ドラマ、秋の童話のロケ地としても知られる花津浦海水浴場を訪れます。そして、朝鮮戦争以前は北朝鮮の領地であり、金日成一家も泊まったことのある建物に訪れ、最後に韓国初代大統領、李承晩の別荘を訪れます。
▼ 高城(コソン)統一展望台は休戦線と南方限界線が交わる海抜70mの高台にある展望台に立つと、北朝鮮の金剛山の九仙峰と海金剛が目の前に見え天気の良い日には玉女峰、彩霞峰、日出峰などが見えます。2階の展望台にある望遠鏡からは北韓が見られますが、天候がよければ肉眼で北朝鮮の人々の動きも見ることができます。
▼ DMZ(非武装地帯)博物館には4つのテーマに分けられた展示スペースや特別企画展示館、映像館、便宜施設などがあり、展示館ではDMZ誕生の背景や未来の生態保護の価値についてテーマ別に紹介しています。
▼ 花津浦湖は湖岸にハマナスが咲きほこることからついた名前で、韓国最大の自然湖です。天然の珊瑚と緑豊かな松林が絶妙にマッチした花津浦海岸にある花津浦海水浴場は松林、透き通った湖、奇岩怪石など美しい景色が広がっていて花津浦湖や松林など自然が満喫できるところです。
▼ 花津浦の城(金日成の別荘)は1945年以後、北朝鮮が貴賓休養所として運営し、当時金日成の妻金正淑と金正日兄弟が泊って行った事があって‘金日成別荘’と呼ばれています。1948年当時、6歳だった金正日が、入り口の階段で撮った写真がまだ残っています。また韓国の大統領だった李承晩(1875-1965)がここに別荘を建てていました。
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