半日DMZツアーに実弾射撃体験を追加したコースです。
DMZとは(DeMilitarized Zone)の略、すなわち非武装地帯を意味しています。これは、1953年7月27日、月曜日午前、板門店で休戦協定が調印された後に定められた軍事境界線を挟んで南北2キロ幅の非武装地帯のことです。DMZは軍隊の駐屯と武器の配置、軍事施設の設置を禁止するよう約束した地帯で、民間人統制線はこの約束を効率的に遵守するためにその名の通り民間人が居住したり、産業活動ができないよう韓国側の必要に応じて作った地帯です。
まず臨津閣(イムジンガク)公園に到着します。ここは韓半島の統一を祈願するために立てられた観光地で、1972年に建設が進み、軍事境界線から南に7km離れた所に位置しています。そこには、北朝鮮記念館と各種記念碑、公園などがあり、1953年休戦協定を結んだ直後に捕虜の帰還に利用された「自由の橋」、韓国戦争当時破壊された京義線の鉄道などを見ることができます。
臨津閣から先は民間人統制区域となり、そこをさらに進んでいくと、南侵用第三トンネルに到着します。第三トンネルは北のある島から掘り始めて韓国領土435メートル地点まで到達していて、韓国民に大きな衝撃を与えました。現在第四トンネルまで発見されています。ツアーは地下の第三トンネルを見学した後に、DMZ内の都羅(トラ)展望台へと向かいます。
都羅展望台からは北朝鮮の建物などを直接見ることができ、その暮らしぶりをうかがい知ることができます。天気の良い日には北朝鮮の都市・開城(ケソン)をも見ることができます。
そのあと都羅山(トラサン)駅を見学します。韓国戦争によって分断された京義線は元々ソウルと北朝鮮にある新義州(シニジュ)を結ぶ鉄道路線で、ソウル釜山を結ぶ京釜線と共に半島を縦断する重要路線であったわけです。ですから都羅山駅は韓国側における京義線連結事業の前線基地的な意味合いがあるといえ、統一事業への大きな期待が寄せられている施設でもあります。さらにアメリカのブッシュ大統領が訪れて、世界の注目を浴びることになりました。
高麗人参工場、または紫水晶工場の見学後、昼食をとって頂き、その後明洞にある実弾射撃場へと向かいます。実弾射撃は22口径、38口径、9mmの中からひとつ選択し、1ラウンド(10発)となっています。最新設備と完璧な安全システムを導入してありますので、安全な射撃を楽しめます。
08:00     各ホテル出発
          臨津閣公園 → 自由の橋 →  統一大橋検問(身元確認) 
          第3トンネル → DMZ映像館、展示館
          都羅山展望台 → 都羅山駅 → 臨津閣公園
          高麗人参、もしくは紫水晶工場 → 昼食(石焼ビビンバ)
          実弾射撃体験(明洞実弾射撃場)
16:30      ホテル着
料金プラン 大人 子供
2人以上  ₩98,000  ₩98,000 
1. 毎週月曜日および韓国の祝日はツアーが開催されません。
2. ツアー参加の際、必ずパスポートをご持参ください。ツアー中は飲酒は厳禁です。
3. 観光スケジュールは軍の管理下にあり、板門店の突然の事情によるツアーキャンセルの場合はツアー代金を返却致します。
4. 観光中には案内ガイドの説明と引率に積極的に協力して下さい。
5. 服装は規制ありません。トンネル内は足元が危ないため、動きやすい服装をお勧めします。