清朝の「夏の離宮」で西太后ゆかりの庭園・頤和園を訪れます。頤和園は、西太后や光緒帝など清代末期の支配者のゆかりの地で、近代史との関係が深く、当時の重大な歴史的事件の痕跡を多数留めています。辛亥革命後、1914年に一般公開され、1924年に正式に公園となっていました。
長富宮飯店を出発し、頤和園へ向かいます。まず、頤和園の正門にあたる門で、「三明両暗」と言われた廡殿式の建築である東宮門を見学します。続いて、東宮門内にあり、西太后と光緒帝が政務を処理する、外国の使節との会見に使われた仁寿殿へ向かいます。そして頤和園の全景を見渡すことができる知春亭へと向かいます。その後、玉蘭堂へ行き、楽寿堂へと向かいます。そして頤和園の万寿山の南の麓に作られた回廊で、中国古典庭園の中では最も長い回廊(728m)である長廊へ向かい、頤和園万寿山西麓の水際にある著名な水上建築である石舫を見学し、出口である如意門へ向かいます。そして頤和園を十分に満喫した後、長富宮飯店へ戻ります。 |