北京での滞在が短い方にもオススメ。八達嶺万里の長城と清朝の「夏の離宮」で西太后ゆかりの庭園・頤和園を訪れます。北京動物園ではパンダをご覧いただきます。
長富宮飯店を出発し、まず、 北京オリンピックで注目を集めた鳥の巣、水立方を訪れ、車の中から見学します。そして世界遺産にも指定されている八達嶺・万里の長城へ向かいます。万里の頂上は皆様もご存知のように、はるか春秋、戦国時代から諸侯の国がたがいに防御するために城壁を築いたのが起源で、中国を統一した秦がその城壁を基礎に万里も連なる長城を築き、今日の長城の規模が定まりました。その世界的にも有名な(八達嶺)万里の長城で1時間半ほど観光を楽しみ、昼食をとります。そしてショッピングを楽しみ、午後からは中国の名園の一つに数えられる頤和園を訪れます。頤和園は歴代の皇帝の行宮・庭園であり、造園は十二世紀半ばの金代に始まるが、離宮として整ったのは、清の乾隆帝以後です。しかし1860年に英仏連合軍によって破壊され、光緒14年(1888)に西太后が海軍の経費を流用して改修して現在名に改め、避暑地として利用され、総面積は290ヘクタールで、そのうち4分の3は昆明湖の水面になっています。そしてツアーの最後に中国最古かつ最大規模の敷地を有する北京動物園を訪れ、中国語で「大熊猫」と呼ばれるパンダを含む中国固有の野生動物のほか、世界各国の動物を見学し、長富宮飯店に戻ります。
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