上海市街から最も近くにある小さな水郷の街・七宝と上海に隣接した西塘へご案内いたします。街のあちこちで見かける庶民の生活や食べ物が、テーマパークのよう。 西塘の『廊棚』と呼ばれる木製アーケードは長く見ごたえがあり、アメリカ映画のロケ地ともなりました。
七宝鎮
七宝鎮は上海市閔行区にあり、市街地から一番近い古鎮(古い町)です。昔の街並みが残っている水郷の街は水郷の雰囲気を気軽に味わうのに最適なスポットです。この鎮には当初名前がありませんでしたが、宋(960~1279年)の大中祥符元年(1008年)、当地にある七宝寺が皇帝から「七宝教寺」の名を賜ったことから、七宝鎮と呼ばれるようになりました。
上海近郊の水郷古鎮、映画のロケ地にもなったノスタルジックな水郷の町「西塘」ノスタルジックな雰囲気を楽しめます。西塘は、上海と杭州の中間にある典型的な江南水郷です。街の中を河や運河が走り、その運河や河沿いに家が建てられている水郷の街です。元の時代から続くまさに千年の歴史を持った古い街で、「生きている千年の古鎮」と言われており、人々が実際に暮らしている古鎮です。
煙雨長廊は、長さ1km以上にわたって、屋根つきの道が続いています。強い日射又風雨から住民や観光客の往来を守っています。日本の雁木通路(こみせ)に似ており、かつては河際での商いの場でした。トム・クルーズ主演のハリウッド映画『ミッション・インポシブルⅢ』が撮影された場所です。
|