紹興で生まれた魯迅は上海で生涯を終えました。 魯迅の足跡や魯迅と親交のあった内山完造が経営した内山書店跡、かつて租界時代の日本人が住んでいたと言われる多倫路文化名人街、魯迅公園、魯迅記念館、魯迅がその余生を送った場所でもある魯迅故居などをご案内します。
魯迅記念館は、魯迅公園に入り右側に歩いて行くと見えて来る、大きな白を基調とした建物です。館内には魯迅に関わる文献資料や、魯迅にまつわる記念グッツや魯迅の書いた小説・散文等も販売されています。メインとなる展示室には、魯迅の生涯の記録と、彼の作品についての解説などが展示してあります。
魯迅公園の東側に位置する魯迅故居は、魯迅がその余生を送った場所でもあります。魯迅の生涯はここで閉じられました。三階建ての家で、一階は客間、二階は魯迅の部屋(色んな家具が置かれていました)と客室、そして三階は魯迅の子供の部屋となっています。
内山書店跡
かつて魯迅と縁の深かった内山完造が1917年に創設した本屋・内山書店があった場所です。
かつて租界時代の日本人が住んでいたと言われる多倫路文化名人街。今ではレトロな雰囲気を味わえる場所として、観光客や留学生に人気のスポットとなっています。 また至る所に文化人らしき石像を見る事が出来ます。
鉄筋コンクリート4階建ての西本願寺別院が旧日本租界地区に完成したのは、 1900年代初頭のこと。その後1931年に現在の乍浦路に移転したそうです。設計は岡野重久で、島津工作所が建設したと言われている建物は、下街の雰囲気が漂う乍浦路にあって、一際目を引く存在です。
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